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振袖の袖丈をつめる [振袖]

依頼を受けても

「本当に短くして良いんですか?」と何度も確かめます。

袖を切っても大丈夫な物と大丈夫じゃない物が有ります。
小紋調、無地調、なら大丈夫ですが、、
振袖全体に大きく絵羽になっているような場合は、
その全体のデザインを、袖を切ることによって崩してしまう事になります。
中途半端な着物になってしまうので、
お断りさせて頂きます。

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このまま振袖として誰かに着て貰ってください。
アドバイスしています。

館林木綿きもの [手縫い教室]

昨年から、浴衣を習いたいというKさんへのアドバイス

浴衣だと夏の間しか着れないから、木綿の普段着物を仕立てたらどうですか?と・・

浴衣と同じ仕立て方でやりましょう。と

そこで、Kさんが見つけてきたのが「館林木綿」でした。

針通りも良く、柔らかい。。。

ハッキリ言って、浴衣の生地より縫いやすい!!



夏の間はお休みさせてもらいましたので、

半年くらい掛かりましたが、宿題を沢山こなして

とっても綺麗に仕上がりました。

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着姿を見せて頂くのがとっても楽しみです。

針の供養と、ご祈祷していただきました。 [ごあいさつ]

2月8日は、針供養の日です。

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修行中には、静岡の臨斎寺や浅間神社でやっていて
各先生方と先輩、後輩、この日ばかりは針休め!

晴れ着を着て、お参りの後は・・・

七間町や呉服町へ~

デパート巡り~

そんな楽しい思い出が蘇ります。

以前お世話になっていた会を抜けてからは、毎年一人で家でひっそりと豆腐に刺したりしていました。


今年は日頃お世話になっている「大慶寺さん」でやっていただける事になりました。
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ご近所で裁縫好きな若いママさんや、教室に習いに来ていますママさん、ビーズ手芸の先生、着物好きな整体師さん!参加してくれました。

実は、お寺での供養はずーーーーっと昔過ぎて、、記憶があいまいだったのですが、、

今回は、副住職さまのお経の声がより染み入りました。

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また副住職様が、百日の荒行をされている時に書いたというお経を巻物のようにして首から下げ、一人一人の頭の上から肩にかけてお呪いのようにご祈祷して頂きました。



また1年、針の怪我や事故のないようにやっていけると思いました。

羽織から道中着へ仕立て替え [仕立て替え]

大寒を過ぎ、もう直ぐ立春ですが、

一年で一番寒い時期です。

二枚続けて、仕立て替えをさせて頂きました。

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両方とも、羽織の折り返し部分から丈を出す事が出来ました。

羽織の衿を、立て衿に使います。

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羽織のマチを衿にします。(幅も丈も継いであります)

着物の衿に沿うような細い衿の道中着になります。

痛んだ八掛けの交換しました [お直し・色々]

歴史好き、着物大好きなTさん。

好きで購入したリサイクルの銘仙着物でしたが、

一度着ただけなのに、、裾が大変な事に。。

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ブーツで着用したので、普通より摩擦が激しかったかもしれません。

裏おくみは、切れてもっとボロボロになってしまいました。

相談を持ちかけられました。もう一度着たいのです。って。



表の銘仙地の方は、割と丈夫でしたし胴裏も木綿でしたが切れたりはしていません。

なので、八掛けのみ交換する事にしました。

正絹では勿体無いので、ポリエステルの生地にしました。


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中々の大工事です。

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表とのつり合いが一番難しいです。中綴じが上手く出来るとほっとします。

最後に袖口布の付け替えも中々の大仕事でした。

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Tさんは、このようなアンティーク着物をかっこよく着こなす方です。帽子やブーツもコーデしてとってもお似合いなんです。またそんな姿の時にお逢いしたいな~

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Tさんこれからも着物を楽しんでくださいね!




自分の留袖を仕立てる [仕立て]

十年くらい前に、当時お世話になっていた呉服屋さんの閉店時

将来自分が留袖を着る時は、やはり自分で仕立てた留袖を着たい。と思ったので、考えられないような値段(五万円でした)の物を購入。でも、やはり在庫品という事で選べるというような数は無く、数点のうちどれかという感じで選びました。

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あまり、大柄で派手なのは苦手なので選んだのがこちらです。今つくづく地味すぎる。。と思うのですが、唯一この珊瑚色とでもいうようなピンクが救い。


着物だけ仕立ててあったのですが、自分の仕立ては後回しになっていて・・・比翼を縫っていないという状況でした。このお正月明けに比翼も付き、仕立て上がりました。

兄弟も少なく、子供も少ない、結婚式披露宴もやるとは限らない、、、

そんな現代は、貸衣装でその時その時好きな柄を選んだ方が正解かも。

それでも自分は和裁を40年やっているんだから、息子達の結婚式にはやっぱり自分で仕立てた留袖を着る。と決めたのでした。(かなり地味だけど)(汗)

家紋もばっちり。

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後は、自分で着て新幹線東京まで。

ちゃんと着れるように頑張ろう。

挑戦しました [着物でGO!]

昨年からこちらに書いていた、従姉妹の長女Rの振袖の着付けに挑戦しました。

トルソーで毎週練習していたのですが、やはり生身の人間(汗)。特に体が大きいので本当に挑戦という言葉がピッタリ。

唯一救いなのが、やはりR寸法に仕立て直した事。良かった。

身丈も伸ばしたので、従姉妹の時は柄が出ていない部分とかもバッチリ合った。

特に目立つのは、上前の掛け衿から剣先にかけての所や襟ぐりのあたりもとても上手く出来ました。

仕立てでは、凄く満足しました。

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しかし、

着付けでは反省点がいっぱい。
いつも先生からご指導頂く、おはしょりの始末や帯枕の位置や締め具合い、帯の全体の形とか。。
後で気になる所ばかり、、。


でも、凄く似合ってたし家族みんなが喜んでくれました。

反省点生かして、もっと上手になりたいです。

「蝶立矢」

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お恥かしいですが、一枚ご覧下さい。

お針の友 ② [着物でGO!]

新しい一年が始まります。
昨年は忙しさにかまけて、中々ブログ更新が出来なくていました。
今年はもっと書けるといいな~
よろしくお願い致します。

年末、こんなに可愛い「お針の友」を譲っていただきました。
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その方のお母さんが、和裁をする時に使用したヘラ台です。

ヘラの後も残っています。
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今は、家庭で和裁をする人が減ってしまいましたが、

昔お嫁に行く時は、きっと何方も親から持たされたのではないでしょうか。。
私と同世代の方のお母さんですから、多分80歳代の方が使用された物です。

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長く広げて、裁ちでヘラをする時に使います。

以前譲っていただいた物より、新しい時代のとても可愛らしい物です。

やはり、着物の裁ち図解も裏面に有ります。
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裁ち台を家に持っているのは、中々場所を取りますし・・

畳んでしまえる、とても便利な「お針の友」 
お針仕事と仲良くなってもらいたい!というそんな思いが込められて命名されたのでしょうか?

大切に保存して、手縫い教室に通ってくる娘さん達、興味のある皆さんに見ていただきたいと思います。




仕事納めは・・裾切れの直し [お直し・色々]

平成28年の仕事納めは、大島の裾切れのお直しでした。

とてもお気に入りで良く着られたそうです。

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紬の八掛けは、柔らか物に比べると固いでせいかやはり切れやすいようです。

最近では、大島などの紬にも「柔らかい八掛け」を使用する事が多くなって来ました。

八掛けのみ、切れた部分を裁ち落とし

表は切らずに縫いこみ、

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マイナス5分(二センチくらい)身丈が短くなりましたが、着用は可能です。

男物・羽織の事 [男物着物・ゆかた]

男物アンサンブルの羽織について

女性物との違いは、やはり袖付け。
袖丈寸法と袖付け寸法が同じです。という事は、やはり身八口が無いです。着物に有った人形も無いです。

マチ上と前、後ろ身頃と袖付けをしっかりと止めてあります。

ソコが大きな違いですが、

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もうひとつ「乳(ち)」の向きが、下向きになっています。

羽織紐のSの金具を引っ掛けるのが「ち」です。

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このように、細かい部分を比べて行くと中々深いです。どの箇所もきっとそれぞれの理由があってそうなっていると考えると、初めに縫った人、研究されて来た先人は凄いな~と思います。