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訪問着の柄の事 [仕立て]

ご近所のおばあさんからお孫さんへと訪問着をお預かりました。

四姉妹という華やかな姉妹の何方が着ても良いように、、体つきが似通っていたら着る事が出来る!それが着物良い所でもありますね。

これから袖を作るところです。

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右肩から右袖の後ろが、こんなに賑やかなのには意味があります。

右利きが多い日本人。

より動く事の多い右手、、それに伴い右袖が一番ひらひらと動くからです。

それに対して・・・

右の前袖・・・無地。。。

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後ろの柄を引き立たせる意味もあり、
左胸の柄も引き立てています。



自分の留袖を仕立てる [仕立て]

十年くらい前に、当時お世話になっていた呉服屋さんの閉店時

将来自分が留袖を着る時は、やはり自分で仕立てた留袖を着たい。と思ったので、考えられないような値段(五万円でした)の物を購入。でも、やはり在庫品という事で選べるというような数は無く、数点のうちどれかという感じで選びました。

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あまり、大柄で派手なのは苦手なので選んだのがこちらです。今つくづく地味すぎる。。と思うのですが、唯一この珊瑚色とでもいうようなピンクが救い。


着物だけ仕立ててあったのですが、自分の仕立ては後回しになっていて・・・比翼を縫っていないという状況でした。このお正月明けに比翼も付き、仕立て上がりました。

兄弟も少なく、子供も少ない、結婚式披露宴もやるとは限らない、、、

そんな現代は、貸衣装でその時その時好きな柄を選んだ方が正解かも。

それでも自分は和裁を40年やっているんだから、息子達の結婚式にはやっぱり自分で仕立てた留袖を着る。と決めたのでした。(かなり地味だけど)(汗)

家紋もばっちり。

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後は、自分で着て新幹線東京まで。

ちゃんと着れるように頑張ろう。

男物長羽織 [仕立て]

ネット上で、知り合った着物の先輩Sさん。
偶然にも息子同士が学校の同級生でした。

その息子さんがSさんの影響か?着物に興味を持ち、今じゃ立派な着物男子になられました。
今回「羽織」が欲しいのだが。。との連絡を受けたSさん自分用に用意してあった反物で息子さんの羽織を仕立てて欲しいとの依頼を頂きました。

ちょっと面白いラインの入ってる紬です。
思わず「ハイソフト柄!」と言ってしまいました。(キャラメルの包み紙に似ているので・・)(笑)
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身長は180センチで、ガッチリしたスポーツマン。
裄も今まででも一番長いくらいです。(袖幅に衿から欠いた布を割り入れています)大きな羽織です。


羽裏が無いので・・という事でしたので・・

先日バティック生地で浴衣を仕立てた方に、残り布を快く譲って頂きまして・・

付けてみました。中々個性的です。
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綿ですが、硬い紬なので馴染んでいるようです。
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着心地をお聞きするのがまた楽しみです。



お2人で着たいので・・ [仕立て]

身長が155センチのお母様と165センチの娘さんが、これからお2人で共有したい着物

娘さん用にすると、お母様には長いし、お母様用では、娘さんには短い。

さて、どうしましょうか?

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お母様と相談して、2人の身長の真ん中・・160センチ用にして欲しいという事になりました。


腰ひもやおはしょりを上手にやりくりして、着用するそうです。

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素敵な鮫小紋です。

小紋着尺から長羽織 [仕立て]

大きな震災以降、家の中の整理をする人が増えて・・

押入れの中の反物を発見する方が多いです。

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今回も、片付けものをしていて・・以前お母さんから頂いた反物が見つかりました。「また何時か仕立てよう」と思ってそのままになっているケースって多いですよね。

Hさん、、、これは着尺だけど、羽織が無いから少し長い丈のを仕立てて欲しいです。「良いですね!」そうしましょう。という事になりまして・・

羽裏は暈しの雲柄です。

羽織の特徴は、「前落とし」と言って襟ぐりから前を裁ち落としてしまう所です。

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いつも言いますが、羽織の衿は贅沢です。反幅を畳んで細くしてあるので結構な長さの布を使用しています。
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羽織丈は、ひざの辺りまでくる長さに決めました。
157センチの方で、二尺七寸にしました。

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背中の柄をちょっと斜めに繋げました。

一緒に新年会にお出かけしたのですが、大変お似合いで良かったです。お母さんもきっと喜んでくれますね。




キラキラの着物 [仕立て]

寒い頃だったか、、静岡の「創房荻須」さんの着物イベントに行った時・・

チャリティー着物交換会です。


参加費を払えば、皆さんが不要になった着物を頂いたり・・または自分もお譲りしたり出来るというものに参加しました。一緒に見ていたAさんが見つけた反物。。洗い張りした状態でしたが・・・すでに「キラキラ感」を漂わせていました。Aさんの目がハートマーク。

普段は着れないけれど、御呼ばれやパーティーなどに着るように・・・と仕立てる事になりその反物から出来上がった訪問着です。

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そして、着付けも不安ですのでこのような帯をリサイクルで捜し・・付け帯にしました。

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負けてない、この孔雀の帯!




そして先日、偶然にも仕上がったこの着物をみた友人のKさんが「あら!これってマジョリカお召しでは?」と・・・

私とAさん・・「エッ???マジョリカーー??って何者??」

どうやら、これはマジョリカお召しなのか・・・



これからその謎を追求して行こうと思っています。

・・・つづく・・・。


単衣の季節になりますね~ [仕立て]

もう直ぐ、六月。

単衣の季節がやってきます。その季節を楽しみにしているAさん。

綺麗な色の紬の単衣が出来上がりました。

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ジャズコンサートに着て行くんです!って。

今から楽しみなようです。


衿の繰越し・・ [仕立て]

ご自分のこだわりの「寸法」を決めている方がいらっしゃいます。

緊張する仕事ではありますが、やりがいは有り勉強になります。

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素敵な男性の羽織 [仕立て]

以前、お召し生地で男物着物を縫わせて頂きました。

こちらです。

その方は、日本舞踊を習い始めたばかりとか・・・

30代の若い男性です。

お母様がこのお正月間に合うようにと・・

一緒に羽織を選ばせていただきました。

いつもお世話になっている「もり善」さんで、色々と見せていただいたのですが・・・

私もお母様も、これ!と決めました。

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上品な優しい感じの小紋。

「伊勢型」の模様が50種類丸い紋柄になっています。

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きっとお似合いだと思います。

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羽裏も素敵です。

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柔らかく、とても縫い易い反物でした。


袖付けも綺麗に出来ました。



色無地 [仕立て]

続けて色無地を仕立てました。

どちらも丹後ちりめん。

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同色の八掛けが付いています。

一色で地味と思われがちですが・・・

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地紋の織りがとても良いですね。


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