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付け下げ着物 [着物のあれこれ]

「付け下げ」の仕立てです。

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友禅模様は祝いの席には華やかで飽きなくてお目出度い感じが好きです。

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「付け下げ」と「訪問着」の違いを良く問われますが・・・。

:裾模様が全部繋がっているのが訪問着(下前のおくみまでずっと)
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:このように、裾模様が背縫いまで繋がっているのが付け下げです。
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(下前の柄はありますが繋がってはいませんね)
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:掛け衿から見頃~袖まで柄が繋がっているのが訪問着
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:掛け衿に柄があっても、繋がっていない。もしくは無地なのが付け下げ
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:後ろ見頃の右肩から袖が繋がっているのが訪問着
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:後ろ見頃の右肩も柄がありますが、繋がってはいません。
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(右袖の柄が大きくて華やかなのは・・右効きの人が殆どと考えての事ですが・・右手の方が良く動かすからです)

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格が下でも、付け下げも華やかです。
自分が主役なら訪問着・・・人様のお祝いなら付け下げで十分素敵だと思います。

あら、そういう私は息子の中学の卒業式に訪問着で行きましたけど。。^^;

その場その場で、活躍させてくださいね。



たたみジワ? [着物のあれこれ]

結婚披露宴に、母と娘で出席する事になって・・

久しぶりに着物を出してみたら・・・

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あらら、、(~_~;)これは大変!アイロンかけてもらいますか?って。

ご近所の方が慌てて持って来ました。

偶然にも、同じ部分。

たとう紙に入れてちゃんとしまってあったのに・・。

タンスに入れる時にでもよれてしまったのでしょうか?

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裏にもしわが出来ていました。

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丁度背縫いの裾部分でした。

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シワが強いので、当て布をして、軽くスチームアイロンをかけました。


もし、ご自分でやる時は・・・

アイロンは押し付けないようにしてください。

縮まないように、短い時間でさっとやりましょう。

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八掛け(はっかけ)の話し [着物のあれこれ]

絹の袷着物には裏地が付いていますね。
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白い羽二重の生地が・・・胴裏
色物の(ばかしや無地)・・八掛け(裾回し」とも言います。

その八掛けのお話です。

まずぼかしの場合は、こうなっています。
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八掛けと言うのは、八枚に裁つという所から来ているのでは?と推測します。

こちらは「袖口布」と「衿先布」
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裁ちました。
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こちらは「うらおくみ」
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裁つと・・・
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裾まわりにはぐるりと四枚です。
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このようにおくみと繋がります。
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ヘラのこと [着物のあれこれ]

着物を縫うには、反物を裁ってヘラをします。

そのヘラの仕方はオーバーかもしれませんが千差万別です。

熱された「コテ」でする人
ヘラでする人
チャコでする人
など・・・

道具は色々で、仕方も色々・・・

私は、ヘラとチャコの両方を使っています。
なるべく生地を傷めないように細く小さくします。

三角の白いチャコ(チョーク)は、いつも尖らせておきます。
先が丸くなると、線が太くなってしまうからです。
いつも細く線が引けるように常にカミソリで削っています。

そして、右下のこんなに小さくなるまで使用します。

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小さいチャコはまた他の用途に使ったりするので・・・
いつの間にか沢山たまってしまいます。

ちょっと特殊です [着物のあれこれ]

今回お預かりしたのは・・・
お寺の尼さんから紬の着物です。
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基本、男物に仕立てますが・・
今回は、少し女性用の部分もあります。

袖を女性用に・・
衿付けも男物との中間くらいの寸法です。
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とっても綺麗なヨモギ色のような紬の袷せ着物。
きっと素敵に着こなしていただけるでしょう。
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甚平(じんべい)の由来 [着物のあれこれ]

甚平(じんべい)は、元々「陣兵」と書き・・・戦国時代に下級武士が先陣で用いたことから付いた名前だそうです。大正から昭和初期にかけては、「水着」として「海兵着」として同じような形で用いられていたそうです。

現在では、男子や子供の夏のホームウェアーとなっています。本来は上着のみだったのが、今はパンツと共布にする場合が殆どで、その場合上着は本来のよりかなり短くなっているようです。

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先日、お弟子さんが完成させた「お父様に贈るじんべえです」

衿の繰越し(衿さらしの事) [着物のあれこれ]

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今年縫わせていただいたカルピス柄の浴衣姿。
この日はちゃんと髪をセットしてらしたので・・・
特にまた素敵でした。

私の衿の付け方の工夫は・・・
自然に衿がそるように縫う事。
衿付けを半円を描くように丸く縫います。

彼女がとても上手に着てくれました。

お手入れなど [着物のあれこれ]

着物を着て脱いだら えもんかけにかけて風を通して汚れが付いてないかチェックしてくださいね。
今は、「ガード加工」と言って少しの雨や汚れなどが付き難いようにしてある着物が多いですが、万が一汚れてしまったら、直ぐに(ほっておかないで)「染み抜き屋さん」へ持っていき何を付けて汚したか説明してしみだけ取ってもらったほうが良いです。
口紅だったり、食べこぼしだったり・・・。分かっていれば染み抜きも上手く出来ます。後回しにすると何の汚れかな?って分からなくなるからです。下手に自分で取ろうとしないで、専門店へ行った方が正解です。

木綿の着物やポリエステルなら、家で洗えます。
浴衣なども季節が終わったら、畳んで大きなネットに入れ・・「手洗いの水流」で中性洗剤で洗えます。軽く脱水をかけて日陰干しにすればOKです。



着物の寸法・豆知識 [着物のあれこれ]


着物の寸法って・・・?
よく、着物が着やすいとか、着にくいとか言いますよね。
それは、自分の体と寸法が合ってるかどうかというのが大事です。
まず、着物の丈は自分の身長とほぼ同じ長さに仕立てます。
160センチの人ならそれを尺に換算して約4尺2寸5分に作るわけです。
そして、頭の大きさ分が「おはしょり分」になるんですよ。
裄(ゆき)は手を伸ばした時にくるぶしが隠れるくらいの長さの丈にします。
現代の娘さんたちは、体が大きいので裄が長く昔の「男寸法」より長い場合もあります。
着物は多少太ったり痩せたりしてもゆうずうが利きます。
でも、最近売られている既製品の安い浴衣(外国製が殆ど)は大きく出来ていて
とても着にくくて「直して欲しい」と持ってこらえる方も居ますが・・・
ミシンで縫ってあり、また寸法も左右対称に出来ていないばあいが殆どで
直す事も出来ません。
最初からお金が掛かっても寸法を測って縫ってもらった方がイイですね。

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お正月は着物で! [着物のあれこれ]

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三が日は、この組み合わせで着物を着ました。


黒地にピンクの細かい十字絣のような木綿の単衣。
ろうけつ染めの羽織。

会う人毎に「お正月らしくていいねえ~」と褒められ・・「高いんでしょう?」と言われたりもした。

が、、、、実はこれはゴミとして出されてしまわれる寸前に私が救った物。
暮れに親戚の家に伺った時に・・・
亡くなったお姑さんの着物を少しづつ処分しているという話を聞いた。(~_~;)
処分って・・・ゴミとして出してしまうんですよ。
「ちょっとまって!!私にください」
と思わず言ってしまった。
やれやれですよ。
綺麗な状態で、保管してあった着物。
仕立てもちゃんとしていました。
風を当てると長い間に付いた気になる臭いも消えて・・。
寸法こそ少し小さいが(あたしが痩せればいいのだ)十分なお出かけ着物になった。

皆さんも、目と耳を利かせて!
もし捨てられそうな着物があったら確かめてみてくださいね!

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