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絹紅梅 の仕立て替え [お直し・色々]

お直し色々・・としてご紹介します。

リサイクル品の「絹紅梅」のお直しです。

全体的に小さい着物なので、155センチくらいで着用可能にしたい。袖丈を普通の長さにしたい。身幅を広くしたい。という希望では・・・

やはり「洗い張り」をさせていただきます。

面倒なお仕事ですが、いつも丁寧に対処してくれるお店の奥さんに感謝です。

さっぱり綺麗な状態になり気持ちもいいです。

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昔物なので、袖丈が長いのを利用します。

色々と寸法を当ってみると・・・

後ろ見頃から新しい袖布分を裾から取ります。


今までの長い袖分を足します。その位置が上手い具合に「内揚げ」の位置にぴたりと納まり・・。帯をしますから全く着た状態では隠れてしまうという事になりました。


衿肩開きの「切り込み」は前身ごろに下がってきますが、おくみ付け、えり付けを注意して縫えば隠れます。

さっぱりとして、軽やかな夏の着物が出来ました。




羽織り・・それぞれ [お直し・色々]

この時期は、外出には「羽織り」が活躍。

寒いから道中着や道行きコートの下に着る。

羽織の袖丈・・着物より5分短くします。羽織の上に帯は締めないし、適した寸法です。

上に着るから長くするのではないのです。

書いてみると・・・

着物一尺三寸の場合

長襦袢一尺二寸八分。

羽織り一尺二寸五分。

コートは一尺二寸七分。(羽織の上に着るから)となります。


でも、これは師匠によっても違うかもしれませんので。





★長い間お預かりしていた羽織りが仕立て上がりました。 お母さんから譲られた「総絞りの絵羽織り」です。 s-DSC_0618.jpg s-DSC_0619.jpg s-DSC_0621.jpg s-DSC_0623.jpg 裄を目一杯長く、羽織丈も3寸は長くする事が出来ました。 ★こちらはまた難しい仕事でした。 20140204113246.jpg おば様の絣の着物を長羽織にして欲しいと。。かなりの年代物です。 仕立て替えをいつも推奨している私なので、、心配はありましたが挑戦して見ました。 背縫い以外を全て解きました。 「前落とし」もして「マチ」をキープしなくては。 20140204170712.jpg 袖の長い、長羽織りになりました。 20140205163359.jpg ★三枚目の羽織り。銘仙のとても乙女チックな羽織りです。 裄と袖丈、羽織丈を直して行きます! 0123-5.jpg それぞれに喜んでいただけると良いな。

ウール着物で行こうっ!① [お直し・色々]

着物に憧れていたけど・・

中々チャンスが無かった。そんな娘さんと出会いました。


ネットのリサイクル品でとっても可愛いウール着物を見つけたばかりの私は。。。


初めてならウール着物はどう?と勧めてみました。


彼女にきっと似合うだろうと肩にかけたこの「羽織り」の可愛い事。

会う人、会う人「可愛い」「素敵」「お似合い」と声を掛けられ・・

ビックリなAさん。


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普段わたしが選ぶ柄では無いけど・・・そんなに似合っているのかな?と
半信半疑ながら・・・

「お着物を着てみたいです!」と。Aさん。

嬉しいですね~



先にこの羽織が気に入って・・・さてこの個性的な羽織に似合う着物って有るのかな?と急に心配になった私。

でもこの絣のウールを合わせてみたら!

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うん、とっても素敵!

彼女寸法に少しお直しして着ていただいた。

Aさんの表情がぱあ~~っと輝いた。

良かった。

衿付けを直す [お直し・色々]

私は、反物を買っても中々自分の物を仕立てる時間が無い。^^;

自分のを仕立てるくらいなら・・ずっとお待たせしているお客様の仕立てをしなくちゃ申し訳ない。。と思うから。。

よほどでない限り、後回しとなり・・・

反物だけが眠っている。


で、時々リサイクル品やお譲り着物を手に入れて着用している。


寸法がピッタリではない場合が殆どなので・・


このウールの単衣着物もそう。

まずは「裄(ゆき)」を直した。肩幅と袖幅を広くした。


身幅は少し狭いけど、何とか着てしまった。


いつもなら他はそのままなのだが、お友達に後姿を撮って頂いたら・・・

着付けも未熟ではあるが、どうも衿付けが気になってきた。

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思い切って、直すことにした。



解いて見ると・・・
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私はカーブを付けて衿を付けるので・・・
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このように付け直してみた。


以前の衿の状態。

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直してからの状態。

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カーブを付け、衿布をゆるめに付ける事によって・・・自然に衿が後ろに反り気味になると思う。


今度着用したら、また写真に撮って確認してみようと思う。



アンティーク・お気に入りの帯! [お直し・色々]

普段に昔着物を着こなしたり、色々な着方で楽しんでいる娘さんが居ます。

アンティーク物で大好きな名古屋帯を締めていましたが・・・

痛みが酷くなり・・裂けたりしてこれ以上はもう締められないかも。と思っていました。

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見せて頂くと、本当に素敵な帯でした。アンティーク物は私も大好きですっ!!


「作り帯」に出来ますか?というご相談でした。

帯はやはり、着付けのときに力を入れたり締めたりして、どうしても同じ場所が痛みます。

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痛んだ箇所を中に縫い込んだり、避けたりして「お太鼓」部分と・・・

胴に巻く部分がとれそうです。

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三つのパーツに裁断。

ちゃんと結んで有るようにお太鼓を作って、「手」を入れて固定。

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胴に巻く「小端」部分は、細い人と太い人では長さが違います。

必要以上に長いと、持て余してしまうし・・

短すぎると脇部分に紐が見えてしまったりしますので・・

その方のウエスト寸法を知らないと不安です。

彼女は細めなので、自分を基準として長さを決めました。



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前部分・・

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背中側です・・



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出来上がりました。

きっと上手に着て頂けると思います。


彼女の大好きな帯、正直痛みは激しいのですが・・・

これからもう少し活躍してくれそうです。







小柄なT子さんの着物の工夫 [お直し・色々]

3月に知り合ったT子さん。

その日が着物デビューでした。
小柄な方なので、何か楽に着れる工夫はないかな?とまた相談に乗せていただこうと思っていました。T子さんは私と同じ車種のマーチに乗っています。連休の初めに、運転して訪ねてくれました。

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浴衣の寸法が丁度良さそうなので、計らせてもらいました。


そして、実験的にやってみたいので私が持っていても小さくて着れない「昔着物」を利用してみようと思い、T子さんに着て貰うととってもお似合いでした。

そうなってくると、やる気が爆発?(笑)次の日に取り掛かりました。

袖丈や身幅は直せないので、身丈を詰めたり、裄も直してみました。


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そして、1人でも着られるようにと「腰揚げ」をしました。さあ~この位置で良いのでしょうか?ココは今までの経験と「勘」に頼るしかありません。

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そして、紐を付け。いかにも長襦袢を着ているように「振り」に可愛い花柄の木綿を比翼のように付けました。

そして、半衿に芯を入れて畳み・・・衿肩部分だけにくけつけました。
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上手く着れると良いのですが。。

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可愛い町娘になって、スミさんと一緒に来てくれることになりました。

さあ~どうかな?・・・・・・・

数日後、無事に「町娘デビュー」となりました!




着物を綿入れ半纏に・・ [お直し・色々]

着物が大好きなおばあさん・・

男物の紬着物をどうしても「綿入れ半纏」にして欲しいと。

それはご主人の「紬」の着物でした。

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寒いところに住む息子さんとお孫さんへ譲りたいという事でした。

生地がとても固く、しっかりしているので・・

普通に綿を入れたら・・膨らみすぎて布団みたいになってしまう。

「なるべく薄く入れてください」とのこと。


沢山仕立てている物ではないので経験も浅く・・どうしたものかと考え

手芸屋さんで薄いキルト芯を求め、綿と同じように入れてみました。

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少しふっくらして思っていた以上に良い感じになりました。


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おばあさんの思いが届きますように~

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見頃の幅出し [お直し・色々]

お友達がお嫁入り時に持って来た「一つ紋の色無地」

とっても綺麗な色で、背中の紋も映えますね!

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ただ、体系が変わってしまい・・・

試着したら・・・^^;

女並み寸法を男並み寸法にお直ししました。

少し、アイロンやヘラの後が残ってしまいますが・・・

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気にしません!というのでやらせていただきました。


末っ子の娘さんの大学入学式に着られる予定だそうです。


八掛けの交換 [お直し・色々]

Rさんのお母様の紬の着物をお預かりしました。
お気に入りなのですが、八掛けの色が派手になってしまったので今の年代に相応しいような色に替えて欲しいというお話でした。
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普通は、洗い張りして仕立て替えましょう。となると思いますが・・根っからの貧乏性の私は・・。「八掛けだけ、交換しましょう」と提案しました。その方が少しお安くなります。
これは、結構正直面倒な仕事です。(^_^;)

今まで多分10回はやってないと思いますが、出来ます。

自分の仕立てた着物ではないので、少し不安もありますが・・八掛けの寸法をきっちり計って、この着物にピタリとはめる?という感じです。

まず、色を選びました。この色ならずっと着られますし、落ち着きます。

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今の寸法をしっかり計り、裁ち、ヘラをして縫っておきます。
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この赤い部分を交換します。
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八掛けを外していきます。
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外していく途中で、自分の仕立て方と違う!という事を発見してしまいました。^^;少し考えなければ・・・。

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でも、そこは何とかクリアー・・これから繋げていきます。
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裾を縫い、整え、中綴じをして・・・
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衿下の始末をして・・
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衿先を縫って整え・・
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やった!あと少し。袖口布を替えます。
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袖口を解きます。
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整えます。
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今回は裄直しもしまして!無事にピタリ!と納まりました。

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これからも大事に着ていただきたい素敵な紬着物になりました。

留袖・・大ピンチ [お直し・色々]

2月初旬に結婚される娘さんから「母の留袖を広げたら大変な事になってました」と・・。

お母様が若い頃に着ていた留袖の「比翼」がこのような状態でした。着物にも多くのしみやカビが出ていました。
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・・・これを見て、娘さんと私・・絶句。「はしかか水疱瘡みたい」と苦笑。。


そこで、
★着物はしみ抜きと全体を洗ってもらいましょう。
★「比翼」だけ新しく作りましょう。
と提案させていただきました。

多分お母さんがご兄弟の結婚式などで着用されて以来、30年近くしまっておいたのでしょう。このような状態になる事は多々有りますので、皆さん気をつけてください。

着物の生地や黒い染め具合も良いし、仕立ても綺麗でした。娘さんには、兄弟もあるので「母は多分まだ三回は着ると思います」という事でした。ココでちゃんと綺麗にしておけば大丈夫です。
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着物は、しみ抜きや着物専門の洗いを取り扱ってくれているいつもの「洗い張り屋さん」(千歳の紺米(こんよね)さんにお願いしました。12月半ばだったので、大急ぎでお願いしました。

着物がとっても綺麗になって帰ってきました。良かったです。
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ココで、この着物寸法に合わせて「比翼」を作ります。比翼は、お祝い事のときもう一枚白い着物を重ねて着ている!という事を見せる為、つまり本当に一枚の着物を着ると重いし厚いし大変!なので・・・袖口、ふり、衿、裾回し部分のみ・・・を仕立てて着物にくけつけるのです。
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このように裁ちます。





「比翼」を仕立てるのは難しいです。着物より微妙に小さく、5分、3分、1分とひかえて作る部分が決まっています。しかも、まっしろな生地ですから・・・表を縫ってるのか?こっちが裏なのか??どっちが裏か表か??ちゃんと目印を付けておかないと大変な事になってしまいます。(^_^;)
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無事に着物に「比翼」が付きました。とっても綺麗な留袖になりました。

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お母様も気持ちよく晴れの日を迎えられますね。おめでとうございます。




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